擬人化1人暮らし!~おはよう編~(主人公:女ver.)
【擬人化1人暮らし!~おはよう編~(主人公:女ver.)】
♂2人 ♀1人 計3人
~10分
【主人公】
・のぞみ ♀
1人暮らしをしている大学生
――――男性キャラ①――――
・ふとん
いろいろなことを受け止めて、抱きしめてくれる
優しいお兄さん
・目覚まし時計
時間に厳しく、しっかりしている
叱ってくれる年上の男性
――――男性キャラ②――――
・歯ブラシ
同性カップル
コップと常に一緒に居る
コップに依存している
・コップ
同性カップル
歯ブラシと常に一緒に居る
クール系
――――男性キャラ③――――
・明るい色の服
元気で明るく、自己主張が激しい
・暗い色の服
控えめでマイナス思考
――――男性キャラ④――――
・スマホ
気配りのできる頼れる恋人のような
・鍵
かくれんぼ大好きな子供
※男性キャラ①~④をそれぞれ1つずつ兼ね役でお願いします
―――――――――――――
のぞみ ♀ :
ふとん ♂ :
目覚まし時計 ♂ :
歯ブラシ ♂ :
コップ ♂ :
明るい色の服 ♂ :
暗い色の服 ♂ :
スマホ ♂ :
鍵 ♂ :
―――――――――――――
目覚まし時計「のーぞーみさん。朝ですよ。ほら、早く起きなさい」
のぞみ「・・・んん。寒いじゃんか・・・、まだだいじょーぶー・・・むにゃむにゃ」
目覚まし時計「ほらっ!二度寝しない!そう言っていっつも、『ギリギリだー』って慌ててるのは誰でしたっけ?」
ふとん「まぁまぁ、いいじゃないですか。のぞみちゃん、ちゃんと起きれますよね。もうちょっとだけ、一緒にぬくぬくしてたいだけですよね」
のぞみ「んー・・・。ふかふかで気持ち良い・・・」
ふとん「あっ・・・。だめですよ・・・そんなに動いたらっ・・・。んふふ、そんなに僕は気持ちいいの?」
目覚まし時計「はぁ・・・。仕方ないですね・・・。5分だけですよ?」
のぞみ「すー・・・すー・・・」
ふとん「ふふっ・・・。こうしてるとまだ子供みたいですよね」
のぞみ「寒いよ・・・ほら、もっとこっちきて・・・」
ふとん「あ、ごめんね。ほら、これなら温かいかな?」
のぞみ「あー・・・もう私、布団と結婚するぅ・・・」
ふとん「えっ・・・///急にそんな///ま、まずはお付き合いから・・・」
目覚まし時計「はいはい、朝からお盛んですね・・・。あっ、のぞみさん!時間ですよ。もう待ちませんよ。ほら、はやく!」(布団を引きはがす)
ふとん「ああっ・・・」
のぞみ「きゃあっ!!」
目覚まし時計「はいっ!しゃきっとしてください!顔洗ってちゃんと目を覚ましてきましょうね」
のぞみ「んーーーーっ・・・わかりましたよー・・・。あ・・・。いつもありがとうね。朝弱くてごめんね?」
目覚まし時計「っ/// べ、別にこれが私の仕事だからしてるだけですよ!!!良いから早くしなさい!!!時間がなくなりますよ!!!・・・明日もしっかり起こしてあげますよ」(目覚ましが鳴るイメージで早口&大きな声で)
のぞみ「あーー。叫ぶとうるさいよぉ・・・静かにしてよ。耳キンキンして最後、なんていったのかわかんないよー・・・?」
ふとん「ふふっ。目覚まし時計さんものぞみちゃんが大好きなんですよー」
目覚まし時計「・・・知りません」
のぞみ「えー、そーなのー?ふとんにいもありがとね」
ふとん「今日もがんばれー」
―――洗面所
のぞみ「ぷはっ・・・。んんー・・・つめたい・・・。うん、目が覚めた!」(顔洗う)
歯ブラシ「なぁ、コップ・・・ずっと俺のそばに居ろよ?」
コップ「ちゃんと居るでしょ?ほら、のぞみさん来たよ」
のぞみ「ちょっとごめんねー?借りていい?」
歯ブラシ「やめろよ!俺からコップを奪うのか!!!」
のぞみ「少し使うだけだよ?」
歯ブラシ「いや!そんなのことさせねぇ!!俺は、ずっとコップと一緒に居たいだよ!」
コップ「そ、それは・・・僕も同じ気持ちだけど・・・。でも、コップとしての役割が・・・」
のぞみ「・・・使っていい?」
コップ「ど、どうぞ?・・・んむっ」(口移しで水を)
のぞみ「んむっ・・・///」(口移しで水を)
歯ブラシ「やめろぉぉぉおおおお!!!」
のぞみ「ペッ・・・。毎朝の事だけど・・・慣れないよ・・・」
コップ「毎朝の事だよ・・・いい加減慣れて・・・」
のぞみ「そんなこと言われても・・・男の人とキスするとかさ・・・」
コップ「キスなんて言い方しないでくれるかな。君は普通にうがいをしているだけだよ。そうだよね?」
歯ブラシ「いつまでそんなに引っ付いてんだよ!!!大丈夫か!?」
コップ「え・・・えぇ。はぁ・・・歯ブラシも・・・毎朝の事なんだからさ・・・」
歯ブラシ「のぞみ、早く口開けろよ。お前なんかに時間使うより、俺はコップと居たいんだ」
のぞみ「そ、そんなにイライラしないでよ・・・あー」(口を開ける)
歯ブラシ「・・・」
のぞみ「あんらかんらいっへも、ひゃんほひゃっへふへふほんへ」(口を開けながら)
言いたい内容(なんだかんだ言っても、ちゃんとやってくれるもんね)
歯ブラシ「おいっ!歯磨きしてんだろ!!喋んなよ!!・・・ほら、終わったぞ」
コップ「のぞみさん・・・んむっ」(口移しで水を)
のぞみ「んむっ!・・・ペッ。あ、ありがとう・・・」(口移しで水を)
コップ「役割ですので」
歯ブラシ「ほら・・・終わったんだろ・・・」
コップ「ちょっと、まってっ・・・まだのぞみさんいるから・・・」
歯ブラシ「ちゃんとすることはした。あとは俺たちの自由だろ・・・。ほら・・・まだ濡れてんじゃん・・・んむっ」
コップ「ちょっ・・・んんっっ・・・」
のぞみ「・・・ちょっ!私がまだ居るのにそんなことはじめないでよっ!!!」
―――クローゼット
明るい色の服「あっ!のぞみ!おはよ!今日はおいらを着るだろ!?」
のぞみ「おはよう。そーだなぁ・・・ごめんね。今日はこっちにしようかな」
明るい色の服「えっ!なんでだよ!!絶対おいらの方がいいって!な?な?」
のぞみ「いや・・・でも今日は落ち着いた色の方がいいからさ」
暗い色の服「あ・・・その・・・うれしいですけど・・・」
のぞみ「お願いしてもいい?」
暗い色の服「いや・・・でも・・・ボクみたいな服じゃ・・・目立たないですし・・・」
明るい色の服「そーだぜ!おいらにしとけって!!冴えないのぞみでも、超かわいくしてやるって!」
のぞみ「だめかな?」
暗い色の服「ボクでいいんですか・・・?」
のぞみ「うん。着させてくれる?」
暗い色の服「・・・どうぞ」
明るい色の服「なぁ!のぞみ!おいらのことは無視かよ!!なぁって!!」
暗い色の服「でも、のぞみさんが、ボクが良いって言ってくれてますし・・・」
明るい色の服「こんな地味で暗いやつのどこがいいんだよ!やっぱおいらみたいに明るく元気な感じが良いよな?」
のぞみ「こら、言い過ぎよ。今日はもう決めたの。また今度着てあげるから、ね?」
明るい色の服「・・・わかったよ。ごめんなさい・・・言い過ぎました」
暗い色の服「ううん。別に気にしてないよ」
―――
のぞみ「あっ!もうこんな時間!早くいかないと・・・」
スマホ「今ならまだ一つ前の電車にも間に合うよ」
のぞみ「あ、そうなの?」
スマホ「うん。それに、今日は午後から雨が降るみたいだから、傘をどうぞ」
のぞみ「えっと・・・何から何までありがとね?ごめんね?」
スマホ「いえいえ。これぐらいしかできないから」
のぞみ「そんなことないよ!私が困ったことがあれば、すぐ解決してくれるじゃん」
スマホ「そう思ってもらえてるならよかった」
のぞみ「連絡はなにか来てた?」
スマホ「お母さんから、『元気にしてる?ご飯はちゃんと食べてるの?』と」
のぞみ「まったく、何歳だと思ってるのよ・・・。元気だよって返しといて」
スマホ「何歳になっても、お母さんからすれば、大事な子供なんだよ」
のぞみ「そんなものなのかな・・・あれ?鍵・・・が・・・ない?嘘でしょ・・・」
鍵「キャハハハ!僕は何処にいるでしょー!」
のぞみ「えー・・またなの・・・」
鍵「ほらほらー!見つけてー!かくれんぼだよー♪」
のぞみ「時間は大丈夫?」
スマホ「5分ぐらいなら・・・」
のぞみ「探すかぁ・・・一緒に探してくれる?」
スマホ「はい。えっと、鍵をなくしやすい場所として、玄関、コートの中、バックの中などらしいよ」
のぞみ「鍵ー!どこにいるのー?」
鍵「にひひー!どこだろーねー?」
のぞみ「こっちから声がする・・・あっ!」
鍵「あっ!見つかっちゃった!!」
のぞみ「ほら、行くよ」
鍵「えへへー♪楽しかったでしょー♪」
のぞみ「まったく・・・行ってきます」
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